
みなさんこんにちは!!セブ島特派員のヤマトです!
今や、フィリピンに滞在する日本人の多くはフィリピン留学の時代です。
ついにセブ島だけでも語学学校の数は100を超える規模になりました。
「ええ!?そんなにあるの!?」って思いますよね\(^o^)/
そんなフィリピン留学をする際に最も大事なのは間違いなく学校選びです。
自分に合う学校に運よくマッチすれば良いのですが...大抵の留学生はそうはいきません。
特に長期留学の場合は、数ヵ月勉強しますので、ここで失敗すると最悪です。
フィリピン留学の失敗者はとても多く、そのほとんどが失敗談を語りたがらないため、その実態の割には知られていません。
このように、留学してもなかなか上手く行かない留学生ばかりです。
留学エージェントを介しても、そもそも留学エージェントの仲介自体に問題がありますのでこのようにうまくいきません。
ですのでエージェントに頼りすぎることなく、自分の頭で考えていかないといけません。
私、ヤマトは数年間複数の語学学校でマネージャーを務めていましたので語学学校の選び方をご紹介します!!
フィリピンの語学学校事情
現在のフィリピンの語学学校は大きく分けて韓国資本と日本資本に分かれています。
まずフィリピン留学自体は韓国人が始めたものです。
韓国の英語教育は長い間、日本のかなり先を行っています。
韓国人のTOEIC平均スコア:679点
日本人のTOEIC平均スコア:517点
と160点以上の差がついています。
韓国で大企業に就職する場合はTOEIC満点は当たり前と言われるほどです。
また、現在は韓国では既にTOEICは英語のスコアとして採用されなくなってきています。
・TOEICは受験者の80%が韓国人と日本人で、国際的には指標として使われていない。
・リーディングとリスニングしか測定できず、既に満点が多い韓国人には指標として足りていない。
・IELTSを必要とする、英米圏留学を志望する韓国人学生が増えてきた。
このような理由で韓国では英米圏留学者を中心にIELTSが高い人気を博しています。
語学学校の移り変わり
2000年代の語学学校はこうした韓国の英語教育ブームで生まれた韓国資本の語学学校だけでした。
しかし韓国資本の語学学校には
・カリキュラムや授業の質ではなく安さを重視する。
・フィリピン人が作る韓国料理が日本人にとにかく合わない。
・軍隊のような校則が厳しすぎる。
というような問題がありました。
そこから2011年になって韓国資本の語学学校とはそうした問題を改善した日本資本の語学学校が徐々にできました。
それぞれの語学学校の特徴
こうしてそれぞれの語学学校が生まれた背景があり、現在の特徴も近いようなものになっています。
✓ 価格は安いが、カリキュラムにはこだわっていない。
✓ 日本人比率は約0~50%、国籍がばらけやすい。
✓ IELTSに注力している学校が多い。
✓ 日本人比率は50~100%、国籍が偏りやすい。
✓ 独自のカリキュラムで授業内容を売りにしている学校が多い。
✓ TOEICに注力している学校が多い。
日本人比率が低い学校=良い学校?
誰でも一度はこんな留学の感想を聞いたことがあるのではないでしょうか?
「日本人が多すぎて英語が喋れなかった。」
オーストラリアのワーホリ、
フィリピンやカナダでの語学留学で特にこのような声を聞きます。
ですので、今回は日本人の多い学校・少ない学校の選び方をご紹介します。
日本人比率が低いメリット
✓海外の友達や恋人を作りやすい
✓非日常に没入できる(周りの目を気にしない)
外国人と常に交流できる環境にあるため、英語を使う機会や外国人の友達を作る機会が多くなります。
国際恋愛などをしてみたい!という方も多いでしょうからそういう方にはとても魅力的です。
一週間くらいで恋人ができる人もいたり、ひと夏の思い出ができることでしょう(笑)
日本人がほとんどいなければ英語を話すのをためらう理由もありません。
なんとなく周りに日本人がいると、英語を聞かれるのは恥ずかしいという思いもみなさんありますよね(*'ω'*)
巷では、英語を勉強する人にとってはとても魅力的!と言われています。
しかし、デメリットはどうでしょうか?
日本人比率が低いデメリット
「ん?外国人が多くて交流しやすい環境なのに、交流しづらいとはどういうこと?」と思われると思いますが、
国籍比がいかにバラけていても、語学留学に来るような人たちはそもそも英語が苦手なので同じ国の人で集まることが多いのです。
また、集まっても「どうして来たの?」「終わったら何する?」くらいの会話しかバリエーションがなく、話してもあまり勉強にならないということも少なくありません。
しかし、こういった問題を乗り越え、ちゃんと他の国の人達と交流し、自分の国のことを伝えたり様々な会話ができる人は授業外でも英語力を高めることができます。
つまり、日本人比率が低い・高いは活かせて初めてメリットになります。
比率自体がいいというものではなく、「そういうものだと分かった上で対処できるか。」が大事です。
日本人比率の低い学校に向いている人
✓英語を習得する目的が「外国人と仲良くなりたい」や「国際恋愛したい」のような人。
まず外国人に興味があることが外国人交流する上でとても重要です。
例えば「韓国人とK-popについて語り合いたい」「韓国のことをもっと知りたい」というような人はどんどん韓国人に話しかけていけます。
会話を行う中で英語のバリエーションも増えていき、常に英語の勉強に取り組めるでしょう!!
・ある程度の英語は話せる人。
外国に慣れている人もやはりこういった学校に向いています。
英語を話すことができ、ある程度外国人の友達を上手く作れれば間違いなく最高の思い出を作ることができます。
上記に当てはまらないけどチャレンジしたい!という方はそれなりの覚悟と準備をしていきましょう!
日本人比率の高い学校=悪い学校?
日本人比率の高い学校も同じく、メリットデメリットの両方があります。
人それぞれの向き不向きや目的に沿っているかがありますので、自分に合っているかどうかを考えていきましょう!!
というわけで続いて、日本人比率が高い学校をメリット・デメリットを紹介します!!
日本人比率が高い学校のメリット
✓ 比較的「勉強」にしっかり向き合える。
✓ 精神的に安定する。
✓ 一生涯の友達ができるかも。
なんといっても、日本人の多い学校は安心感がとてもあります。
学校の対応も日本人目線に立ってくれますし、周りの生徒とも仲良くなりやすいため快適な環境です。
また、日本人の勉強仲間を作り、一緒に自習するということも比較的容易にできます。
帰ったあと、定期的に会う友達もできる可能性は高いのもいいポイントです(*'ω'*)
日本人比率が高い学校のデメリット
✓ 留学してるのに日本での勉強とやってることが変わらない。
✓「留学したのに外国人いない」という矛盾を抱え込む。
ただし、日本人で集まっているとやはり英語は使いません。
日本人同士で英語を話しても、アクセントや訛りが同じであるため、「使える英語」にはなりません。
それどころか日本人に自分の英語を聞かれるのを恥ずかしがって英語を避けてしまうことも多いです。
また、せっかく留学したのに日本人とばかりの思い出ばかりになってしまいます。
ですので、外国人と思い出を作りたいという方は避けた方が良いです。
日本人比率が高い学校に向いてる人
とはいっても、海外にあまり慣れていない人や主にTOEICの勉強をしたい人にとっては最適な環境です。
外国人と話すよりもあくまで勉強に集中したいという方はこちらを選ぶべきです。
まとめ
日本人の多い学校、少ない学校のどちらにしても、大きな障壁があります。
✓ 外国人の仲のいい友達をいかに作るか。
✓ その上でいかにして勉強にフォーカスできる友達関係を作るか。
日本人が多い学校の注意点
✓ 留学してるのに日本人ばかりという矛盾に耐えられるか。
✓ 自分から積極的に授業外で英語を使えるか。
というところをいかに解決できるかが留学の成功のカギになってくるでしょう!
それでは!