世界中でデング熱が大流行!フィリピンの感染状況と対策【最新版】

こんにちは!セブ島特派員のヤマトです。

みなさんは、デング熱をご存知ですか?

誰でも一度は耳にしたことがある病名ですよね!

恐ろしいことに、2019年はこのデング熱が大流行しています。

特に1か月のフィリピン留学をする大学生はこの病気にかかると留学期間の長い間勉強できないことがあります。
とても怖いですよね!

もちろん、デング熱は死亡者も出ていますので長期滞在でも恐ろしいことに変わりはありません。

日本でも様々なメディアで取り上げられていますが、対策や実態はなかなか掴めません!

というわけで、今回はそんなデング熱のフィリピン・セブ島の今年の状況を紹介します!

そもそもデング熱って何?

ここ数年で、デング熱やジカ熱などの東南アジアで流行している病気がよくメディアで取り上げられるようになりました。

しかし、「どんな病気かよくわからないけど、恐ろしい病気なんでしょ?」という方は多いと思います!

まずはデング熱がどんな病気なのかおさらいしていきましょう!

デング熱ってどういう病気?

デング熱は特殊な蚊に噛まれることによって発症する病気です。

この蚊というのは主にネッタイシマカとヒトスジシマカのことで、通常の蚊から感染することはありません。

そして、デング熱は2回目の発症時に重症化する可能性が高い病気です。

インフルエンザのように複数のタイプがあり、1型から4型まであります。

一度かかると同じ型に対しての免疫が生まれますか、他の型に対しての免疫はつきません。

こうして2回目のデング熱にかかると、重症化する危険があります。 

またデング熱の後にデング出血熱を発症する可能性もあります。

デング熱の症状

デングウィルスに感染した場合、大抵の患者は不顕性感染で終わります。

不顕性感染の確立はおよそ7割前後と言われています。

ですが、重症化した場合には最大約1週間の潜伏期間を経て、突然の高熱を発症します。

また、頭痛・筋肉痛・関節痛を伴うだけでなく、腹痛や便秘、下痢も併発することがあります。

デング熱の特徴として体に発疹ができるのでこの有無によって判断できます。 

これらの症状は一週間程度続きます。

流行している場所

今年2019年は特にデング熱が流行しているとされています。

既に統計で出ている7月の時点でアジア周辺の一か月間の感染者数の推移は

国名倍率例年平均2019年年累計死亡者数
カンボジア約10倍200020000?
中国約8倍100780?
ラオス約11倍12001300033
マレーシア約1.7倍800013000111
シンガポール約7倍40028009
ベトナム約4倍80002700012
オーストラリア約1/3倍15050?

参考:WHO Dengue Situation Update Number 574

国によってかなりバラつきはありますが、全体的にかなり流行していることがわかりますね!!!

主にマレーシア・カンボジア・ベトナムの東南アジアの途上国で拡大しています。

オーストラリアや中国は経済力もありますが、国の位置の問題であまり病原体を持つ蚊が少ないのかな?という印象を受けます。

ただし流行っている国は10倍近くに膨れ上がっていますのでとんでもないですね~!!

デング熱は3~4年ごとに爆発的に増加する年があり、今年がその年とのことです。

フィリピンでデング熱は流行ってる?

で、ぶっちゃけデング熱はフィリピンで流行っているのでしょうか?

7月の感染者数:28000人

現時点の2019年の死者:622人


さすがに熱帯の途上国なのでベトナムやラオスとあまり差がありません。

死者はこれまたかなり他の国に比べて圧倒的です。2000年以来の大流行宣言も発令されました。

 

感染者も確かに多いのですが、死亡者の割合が多いのがフィリピンのデング熱の特徴ですね。

セブ島での感染状況

セブ島は感染者数がかなり多い地域になっています。

これはフィリピン自体の流行も原因ですが、セブ島はフィリピンで人口がトップクラスに多い都市だということもあります。

セブ島の死者も多いのですが、フィリピンでは感染者数の多さに関わらず様々な地域で死亡者が出ています。

これは都市部から離れると距離的にも金銭的にも病院へのアクセスが難しくなるためだと思われます。

途上国のなかでもフィリピンは島国であり、多くのフィリピン人は病院の設備やアクセス、費用を支払えない等の理由から特に死亡率が高いことが伺えます。

マニラ等では感染者が少ないためどうしてもセブ島に行くのが怖ければそちらに行くのも手でしょう。

日本人のデング熱感染者

近い将来、地球温暖化の影響もあり、デング熱は日本でも見られるようになるとは言われています。

しかし、現在の日本人のデング熱患者はそのほとんどが輸入患者です。

日本人の感染者数は以下の通り

2014

201520162017

2018

179292343245

201

 

デング熱は定期的に異常発生し、前の異常発生は2016年でした。

その年が343件ということで、おそらく400件前後の感染者数になるでしょう。

 

東南アジアと比べるとやはり少ないのですが、昨今の渡航者増加もあり、決して感染者のいない病ではありません。

気になるのは死亡者ですが、2014年に感染した新潟県の女性が一名死亡しているようです。

他の死亡者は確認できませんでしたが、もし死亡例がこの一件だけであれば、ここ数年で1500人以上発症して一名だけということなので死亡率は極めて低いということになります。

対策はどうすればいい?

さて、最後に対策ですが、どのようにすればいいのでしょうか。

室内に蚊が出る。

これはとても大変です。

まだ室内に出ていないという人も最低限、窓や網戸はしっかり締めて寝ましょう。

 

このような場合には置き型の殺虫剤を購入するといいでしょう。

日本の殺虫剤は聞きにくいことがありますのでそう言った場合には現地で購入するのがおすすめです。

 

おすすめは東南アジアでよく見かけるバイゴン

183ペソで一か月分とそこまで高くはない程度の値段です。

ただしこうした殺虫剤は焚きすぎると、一酸化炭素中毒になってしまうことがありますので使いすぎない様に注意しましょう。

海や島に行く場合

例え生活空間に蚊がいなくとも、観光地で刺されるということはよくあります。

こういった場合には

長袖、長ズボンを身に着けることが便利でしょう。

ただしフィリピンはとても暑いですし、海で長袖というのもなかなか難しい話です。

 

肌につけるタイプの虫よけスプレーを購入しましょう。

私は以前ベープ式のこちらのスプレーを使った際に、東南アジアの蚊が大量にいる環境で暮らしていましたがほとんど刺されませんでした。

 

しかし、同じスプレーを使用していた同僚は大量に刺されていましたので体質や個人差はかなりあります。

 

デング熱ワクチンについて

デング熱のワクチンは2016年に開発されはしたものの、ワクチンを打った場合にデング熱に初めて発症した患者は重症化する可能性が高くなることが判明し、フィリピンでは禁止されています。

ワクチンが存在しないことがこの病気がとても恐れられている理由です。

早くワクチンが完成してほしいですね!!!

デング熱は今年は世界で感染者数が増加していますが、日本人で死亡者はほとんど存在せず、感染者も決して多くはありません。

ですので、しっかり対策して楽しいフィリピンライフを~!

 

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