
みなさん、こんにちは!
セブ島特派員のヤマトです!
みなさんはフィリピンでどのような料理を食べていますか?
そして、フィリピン料理はどんなものを食べました?
「あれ?私、フィリピンにいるのに全然フィリピン料理食べたことない…?」
ある日突然そう思ったことはありませんか?
「フィリピンにいるのに、フィリピン料理をほとんど食べたことがない。」
これは案外珍しくはないことです。
「フィリピンにいるんだし、フィリピン料理食べたい!」 「帰ったときに、友達にフィリピン料理を紹介できないなんてイヤ!」
ってめっちゃ思いますよね(笑)
というわけで今回はフィリピン料理のお店を紹介していきたいと思います\(^o^)/
フィリピンの伝統料理事情
フィリピン、特にセブ島の食事事情は複雑です。
外国人留学生がフィリピンの料理を食べたことがないというのは、実はその影響なのです。
セブ島のお財布事情
フィリピンの中でも、セブ島は特に外国人が多い場所です。
セブのフィリピン人の収入の平均は年収50万円です。
月収で換算すると実に4万円...!!\(^o^)/
これでもかなり上昇している方です。数年前は最低賃金が1万円を切っていました。
こういった状況なので、外国人の方が圧倒的にお金を持っています。
いくらフィリピンでも、ある程度立派なレストランを立てるには並々ならぬお金が必要です。
つまり、ある程度作りのちゃんとした飲食店を作ることができるほどお金を持っているのは基本的に外国人です。
フィリピン式バーベキューとは
フィリピンではとにかくバーベキューが流行ってます(笑)
フィリピン人のローカルな通りに行くとお肉を焼いている屋台を必ず見かけます。
バーベキューがこんなに多い理由は主にこの2つです!
・特別な技術がいらず、誰でも簡単にできる。
・石炭が豊富に取れる。
確かにフィリピン人は適当なところがあるので、誰でも簡単にできるBBQが流行るのは納得できますよね!笑
あとは、BBQにもかなり使いやすい石炭が取れやすく、火力発電がかなり普及しているそうです!
このようなお店では「豚の耳」や「鶏の足」などフィリピン特有の串物が見られますよ!(笑)
セブ島には外国料理のレストランがほとんど
前述のとおり、衛生や外装のちゃんとした飲食店を作れるほどお金を持っているのは外国人が多めです。
そして、ローカルな店よりも一段と料金が高いそのような飲食店で食事をするのもほとんど外国人です。
飲食店に訪れるお客さんも外国人、飲食店を開けるのも外国人。
その結果として、留学生が訪れるような飲食店はほぼ全て他の国の料理になってしまっています!\(^o^)/
特に留学生が滞在する語学学校は一定の地域に集中していることが多く、
そういった地域では元から外国人が多いため、語学学校の付近ではなかなか立派なフィリピン料理のレストランを見つけることができません。
フィリピン人が使う格安のお店、サリサリストアではフィリピン料理を見つけることができます。
しかしフィリピンでは衛生環境があまり良くないため、留学生が好んで利用することはないでしょう。
かくして、「フィリピン料理を食べたことのない留学生」が生まれます。
また、「そもそもあまり外国人にとって、フィリピン料理の印象が薄い。」ということもあります。
Googleの地図でフィリピン料理を検索してみたところ、日本で54件しか見つかりませんでした。
フィリピン料理が他国であまり知名度がなく、フィリピン料理のイメージが付きにくいことも一因と言えます。
確かに美味しいものの、フィリピン料理を食べたいからフィリピンに来るということはあまりありません。
海や英語学習がほとんどであり、特に短期滞在の外国人からは人気がないのかもしれませんね!
フィリピン料理店 "AA BBQ"
というわけでフィリピン料理のレストランはあまり少ない訳ですが、全く存在しないわけではありません。
A.S. Fortuna St(エーエス・フォーチュナストリート)について
今回ご紹介するお店はセブ島で最も外国人の多い道である”A.S Fortuna St”にあります。
この通りはセブの最高級住宅街に繋がっており、日本食や韓国料理だけでなく、ナイトクラブ、巨大ショッピングモールが立ち並んでいます。
そのため、夜でもかなり明かく、出歩く時も比較的安全な場所です。
ご飯に困ったときはとりあえずここを歩いてみたら良いお店が見つかりますよ(=゚ω゚)ノ
というわけで今回紹介するお店はAA Barbecue and grillです。
名前の通り、フィリピン式のバーベキューです。
AA BBQの注文の仕方
日本でも焼肉やもんじゃは他の飲食店と違って自分で焼くように、こちらのお店も少し変わった注文の仕方をしています。
まずお店の真正面の食材コーナーに並び、自分の欲しい食材をトングで取って皿に載せます。
その後、食材の値段を計算してもらい、自分の名前を伝えてレシートを貰います。
このレシートはもし品物が届かなかった際に証明になるのでとっておきましょう!
あとは、お店の人が食材を焼いてくれますので、好きな席に座ります。
その間にドリンクとサイドメニューの載っているメニューリストが渡されますので注文します。
どういうわけか価格表示がなく、金曜の夜だからかメニューの7割くらいが品切れになっていました。(笑)
やはりフィリピンクオリティ。笑
しばらく待っていると焼いてもらった食材とともに、サイドメニュー等が来ます。
あまり多く注文した覚えはないのですが、4人で食べると机が簡単に埋まってしまいますね。
AA BBQの料理をご紹介!
BBQで頼んでみたのは主にイカ、チキン、豚です。
日本だと、クリスマスに食べる骨付きチキンも食べてみました。
かなりヘビーですが、50ペソ(100円)で食べられるのでかなりお得です。
イカもこんがり焼けており、かなり美味しいです。日本で食べるのと大体同じ味と食感がします!
セブ島でも海から少し離れるとあまり魚介類は食べられませんので貴重な魚介類です(笑)
サイドメニューはお肉料理の(Sisig)シシグと野菜料理のAdobo Kangkong(アドボとヨウサイの和え物)をいただきました。
Sisig(シシグ)は日本人に人気のフィリピン料理。とにかくシシグが好きな日本人は多いです!
細かく刻んだ豚肉をニンニクや玉ねぎと炒めて、唐辛子などで味付けして作ります。
なかなか辛い料理ですので、辛い物が苦手な人は要注意ですよ!(;’∀’)
食卓を見てもらえるとわかりますが、フィリピンのBBQはとにかく肉ばかりなので野菜が欲しくなります。(笑)
本当に肉しかありません!
Adobo kangkong(アドボとヨウサイ)は辛くない温かい野菜料理です。
Adobo(アドボ)とは醤油や酢、ニンニクで味付けされた肉料理。
ヨウサイは主に中国や東南アジアで炒め物やおひたしにされているホウレンソウのような野菜です。
日本でも沖縄や九州では食べられているんだとか。
AA BBQ イチオシポイント
最後に、AA BBQの魅力をまとめて終わります!
・焼いてもらえる!
・とにかく安い!
・料理が見える!
フィリピンのローカルフードなどでは衛生面やアレルギーが気になる方もいると思います。
AA BBQでは食品を見て、自分が何を食べるかを選択できるのはとても魅力的です!!
・焼いてもらえる!
お店の方に焼いてもらえるので焼き加減や食中毒にも安心!
日本の焼肉のように自分で焼くと、特によくわからない食品は焼き加減が合っている不安ですよね~
・とにかく安い!
四人でがっつり食べて、結構残すほど食べましたが、1200ペソ!
BBQの食材単体の値段はわかりませんが、20品以上BBQの食材を食べて500ペソ程度しませんでした。
外国料理を食べるとセブでは一人500P~1000Pはしますので破格のお値段ですね\(^o^)/
それでは、フィリピン料理もしっかり味わって、良いフィリピンライフを~!!